初めまして、NPO法人森林をつくろうの佐藤です。
say-freeのHPをご覧いただきありがとうございます。
HPを開くと、否が応でも出てくる見なければならない
私と父の動画・・・。
多くの方にご覧いただくことに、抵抗がなかったわけではありません。
いや、むしろ抵抗がありました。
しかし、ふるさとのためだと思い、自分に言い聞かせました。
このサイトで活性化を目指す脊振は佐賀県の東部、脊振山系で福岡県と隣接する場所に
あります。面積の約8割は森林。過疎高齢化が進み、いわゆる「限界集落」に
なるんじゃないかという危機を感じる集落も確かに存在します。
今日は雪が降り、私の自宅がある場所よりも山奥深くにある集落では、
おそらくたくさん積もっているはずです。
田舎は嫌だと感じてました。絶対出て行ってやるとも。
けれど、時が経ち、私も年齢を重ねるにつれ、
田舎もいいじゃない。「田舎だからって何が悪い!」と
むしろ田舎を肯定する気持ちも芽生え始めています。
田舎にいてもオシャレはできる。
田舎にいてもAmazonで頼んだ商品を受け取ることができる(笑)。
田舎にいても流行りのドラマやバラエティを見て笑うことができる。
こんな気持ちにしてくれたのは、高校時代の友人です。
現在出産を終え、育児を始めたばかりの新米ママですが、
彼女は、田舎で、人がわざわざ足を運んでくれるような
お店を作りたいと、私に話しかけてくれました。
「都会の人になりたければ、誰だってなれるけれど、
田舎の人になるのは、きっかけがないと難しい。
それがもともとあるんだから素敵なことじゃない!?」
都会の人間のまんま終わってしまうと、
田舎のことなんて理解しなくても生きていけるけれど、
田舎を知っていれば、無視していけない感覚もあると、
私に説いてきます。
ハッとさせられたのかもしれません。
背伸びしたって田舎者は結局田舎者。
だったら足元にある幸せをみんなに知ってもらうことから始めよう。
それがsayfreeの原点です。
このHPを通して、
森林との関わりを模索ししてもらえたり、田舎についてアンテナを張ってもらえたり
したら幸いかなと思います。
これからどうぞよろしくお願いします。